はせがわの雑メモ∞

その日その時思ったことを書くよ。しっかり書きたいのは、note,Youtubeで配信するよ。

子どもの頃の社会生活の中が夢を描けなくなる大人を作る

子どもの頃 皆それぞれ夢があったと思います。

サッカー選手 宇宙飛行士 芸能人
今は、Youtuberやインフルエンサーになりたい子も増えてきているそうです。

しかし大人に近づくにつれ
子ども頃の夢は諦め、忘れ
いつの間にか夢を描けなくなってしまった
そんな人少なくないのではないでしょうか?

実を言うと僕もその状況に陥った一人です。


それは何故だったか?を私の体験踏まえて書いていきたいと思います。

私が考える

大人になるにつれ夢を描けなくなる原因の一つは
小学校からの集団生活の中にある「比較」にあると考えています。

日本人なら誰もが
義務教育として小学校から中学校までの間、集団生活を余儀なくされます。


その学校という社会には
良くも悪くも競争や比較がつきまといます

それは学問だったり、容姿だったり、運動神経だったりと
わかりやすい物から

その時のトレンドや、変化に敏感な10代そこそこの子ども達は
とても大人には想像もつかない事すらも 比較し、優劣をつけます

僕の中学校での例をあげると、
当時、SQUEEZE!!というミュージシャンがいたのですが※今は活動してるのかな?
これは、一部の人間しか知らない様に、リーダーグループに巧みに情報規制されていて
SQUEEZE!!を知らないと、情報弱者的扱いをされていました。
www.youtube.com


僕は、どのクループにも属せない子どもだったのですが、
たまたま隣の席でのリーダーグループのコソコソ話が聞こえてしまい、
知る事になりました。

阿保らしいですが
この様に比較や格差というのは日常茶飯事、学校の中で起こっています。

もちろん、それが悪いわけではありません

しかし、大人が子どもの様に夢を描けなくなってしまう原因は、
その比較される続ける社会の中で優位に立てなかった子ども達が

子どもの頃は、誰もが持っている「自分にはなんにでも出来るという絶対感」を失い
そこで自分を劣側だとカテゴライズし、思い込み
いつしか、日常生活の言動や持ち物、ファッション、趣味も含めて
「自分のやりたい事」から「自分がやってそうな事」になる


これは、女の子が特に分かりやすいのですが
同級生に力の強い女の子やボーイッシュな女の子いませんでした?
その子いつもズボンじゃなかったですか?
又は、女の子としての振る舞いを恥ずかしがっていませんでしたか?

この様に、集団生活での比較や競争から
「自分のあるべき姿」を作ってしまい
「自分の本来やりたい事」とは離れた自分になってしまう
これは、まぎれもなく事実だと考えています。

そして、その環境で学生生活の十数年を過ごしてきた結果

大人になる頃には、「自分のやりたい事」と
「自分のやるべきだと思い込んでいる事」の狭間で迷い、戸惑い、悩み

人生とは「自分のやりたい事をやる」という簡単な事なのに
自分は「現在の環境下でどうあるべきか」を複雑怪奇に考えてしまい
結果、自分が何をして良いか分からなくなる大人が出来上がる。

これが僕の考える
大人になるにつれ夢を描けなくなる事のプロセスです。


最後に、子どもの頃の
「比較され続けた結果、出来上がった自分のあるべき姿」を大人になっても保っている人と
「比較され続けていても、最後には自分のやりたい事を自分のあるべき姿」にした例を紹介して終わりたいと思います。

これは成人式の事で、また女性が例にあがるのですが
二人の女の子がいました。
中学校時代はどちらもボーイッシュでパンチのある女子でした

しかし
成人式の時に
一人は、当たり前の様にパンツスーツで着て
もう一人は可愛く振袖で来た
とても印象的でした。

心の内は分かりませんが、
パンツスーツの子が「実は振袖が良かった」とか思っていない事を祈ります。

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